僕が今まで小中学生の家庭教師や塾の講師をしてきて、教育で大切だと感じた5つをお伝えします。
これらの教育を実践することで、大人になった時、他人を傷つけたり、自分の人生に迷って苦しむことがほぼ無くなるでしょう。
選択肢を与える
思考力(考える力)
例えば「お年玉でゲームが欲しい!」と子供が言った時に「買っても良いけど、次に何か欲しいものがあったらお小遣いを貯めて買ってね」と答えましょう。
大人が決めたことをさせるのではなく、本人に決めさせることが大切です。
中学生までに「自分で選択する考え方」が鍛えられていないと、仕事や人間関係で悩んだときに、命を落とす選択肢を選ぶことがあります。
まずは「子供はこうしなさい!」という大人のプライドは捨てて、子供の将来を考え、思考力を伸ばす教育をしましょう。
やりたいことをやらせる
責任感
「スイミングスクールに行きたい!」と言われたら、「1年間続けられる?続けられなかったら、来年まで別の塾やスクールはダメだからね」と答えましょう。
最初から否定せず、自分が続けなかったデメリットも与えて、考えさせることが大切です。
責任感の無い大人になると、お金の管理ができずに借金したり、楽な仕事を求めて闇バイトや犯罪に関わってしまう性格になりやすいです。
目標を決める
管理能力
「勉強(宿題含む)を何時までにしたら、何時から遊んで良いよ」と答えましょう。
目標を決めて、「出来たこと」「出来なかったこと」を考えさせることが大切です。
僕が社員教育を担当していた時、報告・連絡・相談ができない人や、優先順位を間違っている人がたくさんいました。
お客さんに迷惑をかけると、信頼されなくなって次から仕事が貰えません。
さらにSNSやYouTubeなどで悪い噂が広がってしまうと、自分が働いている会社に大きな損害を与えます。
仕事ができて、給料の多い人は、スケジュールやタスクの管理をしっかりしていて、報告・連絡・相談が早いです。
失敗を褒める
チャレンジ精神
失敗したら「チャレンジしたことはすごい!次はどうしたら成功するかな?」と褒めた後、どうやったら上手くいくか?を考えさせましょう。
実験のように失敗を楽しむことが大切です。
白熱電球を発明したエジソンは「私は失敗したことはない。うまくいかないやり方を1万通り見つけただけだ」や「天才とは、1%のひらめきと、99%の汗である」と言いました。
他にも有名な社長や野球選手、俳優さんなど、成功している人は毎日たくさん失敗しています。
失敗はダメなことではなく、成功するために必要なデータです。
誰かを喜ばせる
・幸福
・人徳
毎日誰かに喜んでもらえたら褒めて、お小遣いを100円でも良いのでプレゼントしましょう。
仕事で上手くいっている人、たくさん稼いでいる人は、誰かを喜ばせることを日々考えています。
「お客さんが喜び、社員が笑顔な職場」と「お客さんが怒り、社員の機嫌が悪い職場」
働くなら、どちらが良いですか?
成長し続ける会社は、お客さんの満足度が高く、信頼されている商品・サービスを提供している会社です。
そのような会社は、社長だけではなく、社員、お客さん、全員が幸せです。
子供の頃から「誰かを喜ばせることが楽しい」と考えられるようになれば、会社から評価され、お客さんから喜ばれ、自分も幸せな人生になります。
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